暑い暑い日本の夏。年を追うごとに本当に暑くなっている気がしますよね。高層のタワーマンションでは、南向きは暑くて住めたものじゃない、と言うネタがネット上で出てきたりしますが、実際のところはどうなのでしょうか。タワマン在住の私の感想を書いていきたいと思います。
太陽の位置について
高層になればなるほど、太陽が近いし暑くなるんでしょ。周りに遮るものも無いなら日光直撃にならないの?
真夏は、南向きなんて直射日光が直撃して部屋に入って来るのでは?と思われるかと思います。
ただ実際に太陽の位置を確認すると、真夏はこのような形で高度が高くなっております。
高度が高くなると、次の図のように部屋の中に日光が入りにくくなります。
ゆえに、高層のタワーマンションだとしても部屋の奥までは直射日光は入ってこないので、実際はそこまで暑くなりません。
さらには快適に過ごせるこんな理由も!まだまだ続きます。
高気密・高断熱!
最近のマンションは、高気密・高断熱性能を完備。これにより暑くなりすぎず快適に過ごせて居るのではと思います。
高気密・高断熱については、次の通りです。
省エネ基準を満たすには「高気密・高断熱」を意識したお家づくりをする必要があります。高気密・高断熱のお家は、精度の高い建築材や断熱材、気密テープなどを使い断熱性能を高め、できるだけ隙間がないようにつくられるのが特徴で、一般的な住宅と比べて建築費が高めです。しかし、コストがかかる分、部屋の中の温度差が無いなど生活をするうえでのメリットもたくさんあるのです。
https://myhomemarket.jp/magazine/20-myhome-10-airtight/index.html
高気密・高断熱で設計されているマンションでは、そもそもの外の気温の影響を受けにくいという特徴があります。夏は涼しく冬は暖かという快適な環境を叶えやすい設計ですね。もし今マンションを検討中ということなら、この点も確認されると良いかと思います。
内廊下もポイントに
タワーマンションでは一部を除いては内廊下が採用されている所が多いため、マンション内は常に空調が効いていて快適な状態。この内廊下の空調が、各部屋にも伝わっているのかと思います。
結論
ということで、結局のところタワーマンションだからといって南向きが暑くなりすぎる事はございません。むしろ高気密・高断熱性能があったり内廊下があると、とても快適に過ごせます。
やっぱりお日様の光があるって最高ですしね。南向きが好きという方は、タワーマンションでも南向きを選んで頂くと満足度高いかと思います。
また1番最初に出した図の通り、冬には日光が奥まで入ってくるので、逆にポカポカ暖かくて、これもまた良いですよ。日中はエアコンはもちろん、床暖房も無しで過ごせることも多いです。
タワマンでも南向きイチオシです。